《大阪・関西万博》ノモの国は予約必須!どんな体験ができる?予約のコツから見どころまで(体験レポ付き)

EXPO2025 大阪・関西万博
2025年4月13日(日)に開幕し、来場者は日毎に増えています。

我が家は2回万博へ行き、21個のパビリオンを体験しました。その中で、子ども達がとても楽しんでいたのが、

パナソニック館『ノモの国』です♪

事前予約では、遠い存在のパビリオンでしたが・・・

当日予約で「ノモの国」へ行ってきました!

「ノモの国を予約できるタイミングは?」

「どんな体験ができる?」

「親子で楽しめる?」

この記事ではパナソニック館『ノモの国』について、予約状況見どころ我が家の体験談も併せてご紹介します。夏休みを目前に控えた子ども達にピッタリのパビリオンです。

「ノモの国」に興味がある方、パビリオン選びで迷われている方の参考になれば幸いです。

「クウェート館」「電力館」「ミャクミャクくじ」について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。よろしければお読みください。

目次

大阪・関西万博
《パナソニック館:ノモの国》

ノモの国:場所はどこ?

場所:東ゲートゾーン(三菱未来館の隣)

東ゲートを入ってすぐの場所に、風で揺れる素材を組み合わせた不思議な外観が目を惹きます。

外観は、素材やエネルギーの循環を想起させるデザインで、リサイクル素材や工場からです廃材などが活用されています。

子供たちが「自分を信じるチカラと一歩を踏み出す勇気」を持てるきっかけを提供することを目指しているそうです。

夜も日中とは違った雰囲気があり、日没から閉館22時までライトアップされます。なんとそのパターンは10種類以上あるそうです!

ヒラヒラ揺れてて綺麗だね♪

ノモの国:予約は必要?

「ノモの国」は完全予約制です。

『ノモの国』は基本的に予約制なので、下記の❶〜❹のタイミングで予約枠をGETしなければなりません。

  • 2ヶ月前抽選(300〜1,000枠未満)
  • 7日前抽選(300〜1,000枠未満)
  • 3日前先着予約
  • 当日予約(基本的に9時のみ)

事前予約の当選枠数を見ると、なかなか厳しい戦いになりそうですね。

また『ノモの国』の総枠数は1,500〜5,000枠未満です。

❹当日予約は意外と枠数が残っている日もあるようで、我が家は4人分を9時半頃に当日予約できました。

日によって「午後に空き枠が出た!」や「20時頃予約なしで入れた!」のような例もあるようです。

空き枠があればラッキーという気持ちで当日予約にチャレンジできると良いですね。

事前予約で落選しても、当日予約のチャンスありです♪

(「国内パビリオンの当選枠数」「3日前先着予約のコツ」「当日予約のコツ」は、こちらで紹介しています。)

ノモの国:見どころは?

パビリオン名は「モノの捉え方は心の持ちようで大きく変わる」という思いを込めて「モノ」を逆さまして名付けられました。

《見どころ》

【所要時間:60分】

架空の冒険を通じ、子どもの想像力を解き放つ体験型パビリオン

  • 外観は、シャボン玉が集まったような幻想的なデザイン
  • 「Unlock体験エリア」と展示エリア「大地」がある。

  • 来場者が「結晶」と呼ばれる電子タグを持って館内を冒険。
  • 自分の個性や特性が反映される物語が大型モニターに映し出される。
  • 冒険するほどに変化するデジタルコンテンツ

  • 物語の中で自分の役割が明確になるインタラクティブな演出。

『ノモの国』では自分が物語の主人公になって、冒険しながら様々なエリアの最新技術を体験します。

感覚を研ぎ澄ましてもらい、自身の内に眠る可能性や秘められた力を「Unlock(解き放つ)」するきっかけを提供します。

来場者の個性や特性を反映した「蝶」をモチーフに、一人ひとりの可能性やストーリーを体験の中で描き出します。

一人一人にカスタマイズされるストーリー展開にも注目です!

「Unlock体験エリア」とは?

没入型の「Unlock体験エリア」は、立体音響や空間映像、ミストウォールなどを駆使し、五感を刺激する空間です。

こちらはメインエリアで、広さは922㎡あります。

参加者は「Unlock体験」を通して、自分自身の内に眠る感性に気づき、秘められた力を解き放つことを目指します。

体験エリアは4つに分かれれています。

  • カガミイケの奥深く:立体音響や振動で感覚が研ぎ澄まされ、普段意識しない「風、水、光、生命」などを全身で感じ取る体験。
  • ノモの森:結晶を見つけ、未知の世界を探索する。
  • 古木の谷:結晶から蝶を解き放ち、個々の感性と可能性が描き出される。
  • 大空へ:解き放たれた蝶が羽ばたき、響き合う。

❷のエリアで参加者の行動を分析され、

❸のエリアで表情分析と❷での行動から個性や特性に応じたストーリーが提供されます。

なんとストーリーは、160パターンもあるそうです!

自分に合った内容が提供されるのが不思議です。

展示エリア「大地」とは?

「大地」では、人の営みと自然の営みが360°循環し、720°のつながりの中で、より良い未来を共に考える展示を目指しています。

ノモの国を支える食べ物・エネルギー・モノづくり・明かり・空間技術について学ぶことができます。人と自然が互いの可能性を広げる未来を体感できる機会は貴重ですね。

主に5つの技術を紹介する展示がメインとなります。

  • 光合成微生物のチカラによる食の未来:シアノバクテリア(光合成微生物)
  • 「発電するガラス」によるエネルギーの未来:ペロブスカイト太陽電池
  • 自然に戻るモノづくりの未来:生分解性セルロースファイバー(植物由来成形材料)
  • 発光微生物のチカラによるあかりの未来:バイオライト(発光微生物)
  • ひとと自然の営みが循環する未来:バイオセンサリードーム

興味深い展示がズラリ!

我が家の『ノモの国』

まさかの当日予約で予約が取れた『ノモの国』

親子でワクワクしながらパビリオンへ行くと、外観から心を奪われます。

ヒラヒラがいっぱい!

館内に入る前、1グループ30人ほどで「ノモの国」のストーリーを少し観覧します。

(内容を理解するには短すぎて少し残念。子ども達は、映像より座り心地の良い丸い椅子の方に興味が・・・)

公式サイトに本編映像(約30分)もあります。事前に試聴しておくと、「ノモの国」へ気持ちが高まりそうですね♪

⚫︎公式サイト:ノモの国

どんな体験ができた?

「Unlock体験エリア」

❶『カガミイケの奥深く

ノモの国に迷い込んで、感覚を研ぎ澄まします。「風、水、光、生命」など普段当たり前に感じている世界を全身で捉える体験を最新の立体音響サウンドシステム&映像技術で体感します。

デトックスされるような暗い静かな不思議な空間に、子ども達は少し不安そうでしたが、じっとこの時間を過ごしていました。

❷『ノモの森』

先ほどの静かな空間とは違い、夢の中のようなキラキラした空間。ここでは一人ずつ「結晶」と呼ばれる電子タグを持って未知の世界・美しい森を探索します。

わ〜!綺麗な宝石みたい♪

「結晶」を木や岩にかざすと、それぞれが呼応し、様々な音や光を発します!

ママ!こっちこっち〜

子ども達は大喜びで走り回り、私は追いかけるのに必死・・・とは言え「体験せねば!」と結晶をかざしていきます。

動き回る息子とは違って、一つ一つ形を確認しながら慎重に結晶をかざす娘。

どうやら、このエリアには6台のカメラが設置されていて、参加者の行動分析されているそうです。

また、このエリアは体験時間は長めなので、大人はある程度体験したら見守っている方が多かったです。

❸『古木の谷

このエリアでは、表情分析と先ほどの「ノモの森」での行動データから、一人ひとりの個性や特性に応じた異なるストーリーが映し出されます。

グループの人数よりストーリーを見るモニターが少ないので、多少の待ち時間があるかもしれません。

私のこと何で分かるの?!

息子は一人で理解できないでの、付き添いつつ内容を確認しました。家族それぞれ内容も違えば、性格を当てられ本当にビックリしました!

❹『大空へ』

このエリアは、360°映し出される映像と音が連動する空間です。

「葉っぱ=うちわのようなデバイス」を仰ぐと床面に自分専用の「蝶」が現れ、うちわを仰ぐと空間に蝶が羽ばたく演出があります!

スタッフが盛り上げる雰囲気に後押しされ、グループが1つとなり空間を楽しみます。息子と私の結晶の接触が悪いのか?上手く反応せず、思う存分楽しめず・・・

ただ、大空間に蝶が飛び交う演出はとても綺麗でした!

「Unlock体験エリア」はこれで終了です。

想像が解き放たれた?かは分かりませんでしたが、子ども達は終始楽しそうで大満足です。

最後に「結晶デバイス」返却時に「Unlockカード(QRコード付き)」がもらえます。このカードには一人ひとりの体験結果が反映されています。

ノモの国での体験をゆっくり振り返ることができます♪

展示エリア「大地」

こちらは自由観覧なので、ゆっくり時間を過ごすことができます。我が家の子ども達は、意外と興味津々で楽しんでいました。科学館に来たような雰囲気です。

内容は少し難しいですが、実際に触れたり、匂いを嗅いだりする体験ができます。

スタッフの方も優しく丁寧に説明してくれました♪

夏の自由研究にも良さそうですね♪

まとめ

今回は、パナソニック館『ノモの国』について、予約状況見どころ我が家の体験談も併せてお伝えしました。

このパビリオンのテーマ「解き放て。こころとからだとじぶんとせかい。」

体験を通して、子どもたちが「つながる世界の中の自分」と「ソウゾウする力」に気づくことができるように設計されているそうです。

なかなか深いコンセプトですが、ただ純粋に子ども達の楽しんでいる姿を見られて、親としては大満足です。そして、姉弟での性格の違いも見られて面白かったです。

対象年齢は、個人的には「未就学児〜小学生くらいのお子さん」が楽しめるパビリオンだと感じました。スタッフも子どもに優しい雰囲気で良かったです。

また、テーマソングも明るい未来につながるような素敵な曲で、元気がもらえます!

ぜひ親子で「ノモの国」を楽しんでください♪

最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。

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