《大阪・関西万博》パソナ完全予約制いつから?iPS心臓だけじゃない!予約のコツから見どころまで(体験レポ付き)

EXPO2025 大阪・関西万博の閉幕日10月13日(月)が近づき、ますます来場者が増えています。

開幕当初からiPS心臓で話題なのが、『パソナ(PASONA NATUREVERSE)』です!

我が家は8月下旬に念願の「パソナ」に行くことができました。

「いつから完全予約制になる?」

「iPS心臓以外の見どころは?」

「未来の眠り体験ってなに?」

「映像ショーが凄いって本当?」

この記事では『パソナ』について、予約方法・予約のコツ・見どころ我が家の体験談も併せてご紹介します。

「パソナ」に興味がある方、パビリオン選びで迷われている方の参考になれば幸いです。

「お得なパビリオン」「オランダ館」「ヨルダン館」について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。よろしければお読みください。

目次

大阪・関西万博
《パソナ:PASONA NATUREVERSE》

パソナ:場所はどこ?

・場所:西ゲートゾーン(吉本パビリオン隣、ガンダム像の向かい)

西ゲート近くに大きなアンモナイト型をしたパビリオンが飛び込んできます。

約4億年前に誕生し、3回の大量絶滅期を乗り越えながら繫栄したアンモナイトを「いのちの象徴」と捉え、その形態を建築デザイン。なんと大きさは、幅43m・高さ16mです。

パビリオンの先端にはちょこんとアトムが座っているのもとっても可愛い♪

閉幕後のパビリオンは、淡路島への移築・再利用が計画されているそうで、移築するための形状が特徴的。ボールジョイントという、ボール状の部材に鉄の棒を挿していくという構造をテントで覆っています。

また、室内空調の負荷を下げるため、膜構造の屋根に冷たい水を撒くことでテント自身が冷えていき、中の空間も心地よくなる仕組みとなっているようです。

夜のライトアップも素敵でした!

パソナ:予約は必要?

・【9月16日まで】予約制度あり+予約なしでも先着順で入場可。
・【9月17日〜】完全予約制

閉幕にかけて来場者の安全と安心を考慮し、9月17日(水)より完全予約制に移行すると発表がありました。

また、当日予約は1日4回に増やして対応するとのこと。午後から来場の方にも、当日予約のチャンスが増えます。

予約あり

  • 7日前抽選(300枠未満)
  • 3日前先着予約
  • 当日予約枠の開放(9月17日より)

    ・9時・12時・15時・18時

『パソナ』の総枠数は1,500〜5,000枠未満です。

我が家はすでに終了した2ヶ月前抽選で家族分、8月下旬の平日18時半〜の枠で当選しました。

夜の時間は狙い目かもしれません♪

(「国内・民間パビリオンの当選枠数」「3日前先着予約のコツ」「当日予約のコツ」は、こちらで紹介しています。)

当日予約開放のコツ

当日予約枠の開放とは、パビリオンが指定した予約枠が開放される時間に、スマホや当日登録端末機でできる『当日登録(予約)』のことで、入場10分後だけでなくチャンスが広がりました。

コツをつかんで予約にチャレンジ♪

《予約開放のコツ》

  • 開放時間より少し前に万博アカウントへログインしておく。
  • 「パソナ(PASONANATUREVERSE)」予約時間のページまで進んでおく。
  • 定期的にリロード(ページ更新)し開始時刻を待つ。
  • 開始時刻になったら気合を入れスタート!

我が家は当日予約開放時間にチャレンジし、何度かパンビリオンの予約を取ることができました。

開放時間になると、同じ時間に開放される他のパビリオンとの兼ね合いもあり、サーバーが大混雑・・・少し前から「ログイン→リロード」でその時を待つことをオススメします。

「3日前先着予約」と操作方法は同じです。

(「当日予約枠の開放時間」は、こちらの記事で詳しく紹介しています。)

予約なし

※予約なしで並べる期間は、9月16日(火)までとなります。ご注意ください!

予約なしでも先着順で並べば入館できます!(入場規制あり

入場規制は30分おきに解除されることが多いようです。

入場規制が解除になるタイミングを見逃さないよう、近くのベンチなどで様子を伺いましょう。(待ち列やベンチ付近は屋根がないので、暑さにはお気をつけください。)

待ち列が短くなってきたら、チャンス到来!

予約なし列に並んだ後は、待ち時間30分〜1時間ほどで入館(アナウンスより短め)が多いようです。

《狙い目の時間帯》

・開場直後(9:30頃):朝一はやっぱり魅力!
・夜間(19:00〜):水上ショーや花火などイベントの時間はチャンス。

西ゲートから入退場される方は近いので、朝一番や夜間が特におすすめです。

(「水上ショー」はこちらで紹介しています。)

パソナ:見どころ

《見どころ》

【所要時間】約30分〜60分

  • 外観には鉄腕アトム!アンモナイトの「螺旋形状」デザイン。
  • ナビゲーター:「鉄腕アトム(ネオアトム)」と「ブラック・ジャック」
  • 「生命進化の樹」がお出迎え
  • アンモナイトの展示
  • 世界初「iPS心臓」が拍動している様子や「iPS心筋シート」をリアル展示
  • 「未来の眠り」「未来の医療」を体感
  • 土の中の微生物の世界を覗き見する「WonderEarth」。
  • NATUREVERSEショーは必見!

❶「いのちの歴史ゾーン」→❷「からだゾーン」→❸「こころ・きずなゾーン」の3つのエリアで、医療・ヘルスケアの分野を中心に未来社会を描きます。

見どころ満載の館内展示に、時が経つのも忘れます。

「未来の眠り」の体験ベッドについて

事前予約は不要:当日ご希望の方が多い場合「整理券」を配布する場合あり

整理券の配布時間は、当日の混雑状況をみて確定するそうです。パビリオンに入場後、「未来の眠り」のアテンダントスタッフに問合せしてみましょう。

ちなみに我が家が入館した8月下旬は、かなりの混雑ぶりで整理券の配布は早々に終了していました。

眠りのメカニズムが解明され、一人一人の体の状態に合わせて、ベッドや空間全体が呼応し、いつも最適な睡眠をとれる未来がやってくるそうです。

何とも言えない触り心地!いい夢が見れそうです。

NATUREVERSEショーとは?

《NATUREVERSEショー》

  • 場所:こころ・きずなゾーン中央のスクリーン
  • 9:40〜20:40分まで30分おきに上映
  • 上映時間:約5分

自然とテクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる豊かな世界『NATUREVERSEショー』。ネオアトムとブラックジャックが登場し大人も子どもも楽しめます。

なんと、複数の正方形のスクリーン(LEDキューブ)がダイナミックに動き出します♪せっかく館内に入ったら、圧巻のショーは時間を合わせて見ることをおすすめします。

キューブの角から映像を見るおすすめ!より没入感が味わえますよ♪

我が家のパソナ

初めての西ゲート入場&夜間券で4回目の万博となった8月下旬。

16時からの短時間勝負なので、西ゲート付近を中心に巡ろうと決めて申し込んだ2ヶ月前抽選・・・あれから時を経て念願のパソナへ!

ついにiPS心臓が見られるね♪

受付を向かうと、看板で分かりやすく「予約なし」と「予約あり」で列の入り口があり、事前予約があったので待ち時間なくスムーズでした。

小さいアトム大きいアトム

アトム世代ではない子どもたちですが、万博のおかげでアトムを覚えたようです。

❶いのちの歴史ゾーン

いよいよパビリオンへ入場です。

目の前に現れたのは「生命進化の樹」

大きな木の幹にある10層もの地層で表現された過去から未来は、高さ8メートルと大迫力です。古代生物の層や電子基盤やスマホの層など見応えがあります。どうやら、スマホの層が現在ということだそう・・・

幹の上を覗くと未来が、下を覗くと過去へと繋がっています。

ママ!床が透けてる〜♪

高所恐怖症気味の私は、恐る恐る床を覗きました・・・

次はパビリオンの外観にもなっているアンモナイトがずらり!本物はなかなか見ることができないので、じっくり観察。

アンモナイトアンモライト??

よく見ると表示の違いに気づきました。

「アンモライト」とは、カナダのアルバータ州で採れる、巻貝の形で知られる古代生物・アンモナイトが、化石になる過程でイリデッセンス効果(光の角度によってオーロラのように虹色に輝く)を持つようになったものだそうです。

知識不足だったので、勉強になりました!壁面には、多くの通常のアンモナイトの化石も飾られていました。

次はいよいよネオアトム誕生です!

アトムが自らのいのちをかけて地球を救う中、大破してしまったアトムへブラックジャックがヒトiPS細胞から作られたiPS心臓を移植することでネオアトムとして再生させるストーリーです。

令和の最先端技術により、アトムの復活に結びつける展開には驚きました!

また、このエリアではメモリアルチケットの販売もしていました。アトム好きにはたまらない一品になりそうですね。

❷からだゾーン

ついに本物の「iPS心臓」を見られる時がやってきました!

小さいね!あれ?動いてる?

小さな小さな心臓・・・周りの人と「動いてます?」と確認し合ってしまうほど。じっくり見てみると、微かに小さく動いているのが分かりました!

「iPS心筋シート」は、元気よくヒラヒラと動いているのがよく分かりました。

世界初の貴重な展示を見られたことや医療の進化に素直に感動し、幸せあふれるいのちや未来が訪れると良いなと改めて感じました。

ただし、大注目のエリア。あまりの人の多さには驚き、展示台に近づくのもやっとの状況。(娘は押されて少し怖い思いをしたそう・・・)特に子連れの方は、迷子にならないようお気をつけください。

次のエリアでは、様々な未来の医療の展示をブースごとに見学できます。こちらも人が多過ぎて、内容をしっかり理解できる余裕もなく残念。

遠隔でのカテーテル手術を可能にする技術や、リモート操作によって僻地でも手術を可能にする「空飛ぶ手術室」の展示などがありました。

未来の眠りコーナーのカプセル型のベッドの展示も目玉の一つ!ベットは触ることはできたのですが、あまりの気持ちよさに驚きました!

ここで寝たいな〜♪

からだゾーンの最後は「WonderEarth〜あなたの知らない微生物の世界〜」です。

このエリアが意外にも、我が家のお気に入りとなりました!入り口のトンネルからワクワクします♪

トンネルを抜けると、自分が小さくなって土の中にいるような感覚で展示を見ることができるんです。土の中で聞こえる音や光など、体全体で感じることができます。

うわ!猫がのぞいてる!

目には見えないけれど、豊かな土壌を作っている微生物たちについて触れることで、自然の恩恵の大切さなどをを考えるとても良い時間でした。

❸こころ・きずなゾーン

こころ・きずなゾーンでは、2つの映像ショーが楽しめます。

我が家がとても楽しみにしていたのが「NATUREVERSEショー」です。特に夫が「必ず見て帰る!」と意気込んでいて、ベストポジションでスタンバイ(キューブの角)しその時を待ちました。

うわ!動いた!!

全面スクリーンの縦長のBOXが、伸びたり縮んだり回転したり・・・大迫力の映像と共に親子共に圧倒されました。他のパビリオンでも映像ショーは多く取り入れられていますが、これほど動きのある映像ショーは初めてでした!

ネオアトムやブラックジャックが登場し、自然への感謝の気持ちの大切さ、コンセプトの「いのち、ありがとう」を表現しています。

ただ、張り切って最前列で見たので、近過ぎて少々映像が見えづらかったのが残念・・・後方の壁側から見た方が全体を見渡せて良かったのかもしれません。

もう一つの映像エリアでは、未来を旅するきぼう船(NATUREVERSAシアター)で未来の農業・医療・オフィスの姿を体験できます。これにて、館内での体験は終了です。

出口付近にはお土産ショップがあり、アトムやブラックジャックのグッズなどが勢揃いしていました。

様々な角度から自然とテクノロジーを体験でき、入る前と後ではアトムの見方も変わってしまうほど、充実した時間を過ごすことができました。

アトム!ありがとう♪

まとめ

今回は『パソナ』について、予約方法待ち時間見どころに併せて我が家の体験談をお伝えしました。

可愛らしい外観からは想像もできないほど、ストーリー性を持たせた本物の展示物の見せ方には終始感動しました。もう少しじっくり見学したいと思わせてくれるエリアばかり。

アトムやブラックジャックの登場により展示内容をより分かりやすく、子どもたちも飽きずに楽しめる工夫満載で親子共にとても有意義な時間でした。

そして、本物のiPS心臓はやっぱり凄かった!

最先端の科学技術に触れ、これからの未来が楽しみに思えたパビリオンでした。

心臓すごかったね!

ネオアトム♪

最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。

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