EXPO2025 大阪・関西万博が
2025年4月13日(日)ついに開幕しました!
数多くの国内外パビリオンがある中で、
どこへ行こうか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで気になるのが「万博の華」と言われる
『海外パビリオン』です。
まだ情報が少ないパビリオンもありますが・・・
世界の160を超える国や地域が参加する中、
注目すべきは、各国政府が独自デザインで設計する海外パビリオンです。
その数、なんと『42』!
この記事では、「海外パビリオン」の中から独自に『おすすめの15の海外パビリオン』を選び、見どころや会場内での位置をご紹介したいと思います。
これからパビリオンの抽選・予約される方、海外パビリオンの魅力を知りたい方へ、パビリオン選びや当日の会場での動きの参考にしていただければ幸いです。
「東or西ゲート」「国内パビリオン17選」について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。よろしければお読みください。


大阪・関西万博
《海外パビリオン:おすすめ15選》
大阪・関西万博には、世界の160を超える国や地域が参加します。
・『海外パビリオン』は大屋根リングの「中」
・『シグネチャーパビリオン』はリングの「中」
・『国内パビリオン』はリングの「外」
に建設されています。

大屋根リングの中に入れば、海外旅行に来たかのような感覚を味わえそうですね!
オーストラリア連邦
《見どころ》
来館者はブッシュウォークをしながら、オーストラリアの雄大な大地、空、海を旅します。先住民の人びとが何万年もの間、自然環境を守り、未来に向けてどう守っていくのかを体験できます。
・ユーカリの花をイメージした外観。
・パビリオン内はユーカリの森が広がり動物もかくれんぼ!
・没入体験でオーストリアの旅へ
・伝統的なショーやパフォーマンス
・オージービーフなどが提供されるカフェやBar。
⚫︎オーストラリアパビリオン:万博公式サイト



コアラが大好きな「ユーカリ」に包まれて、大人も子どももオーストラリアの旅を満喫できそうですね♪
サウジアラビア王国
《見どころ》
次回2030年の万博主催国のサウジアラビア。王国に深く根差した文化遺産、街や都市を探索しているような空間体験で没入感のある壮大な旅を楽しめます。
・外観は、サウジアラビアの伝統的な都市構造物から着想。
・砂漠の市場スークをイメージした複数の建物が立ち並ぶ。
・映像と音響を駆使し、サウジアラビアの街を探索しているような没入体験。
・スークでキャンドルや陶器などの伝統工芸品のショッピングが楽しめる。
・伝統料理が楽しめるレストランが併設。
・伝統的な舞踊や音楽、サウジ映画やファッションショーなど700回以上のイベントが行われる予定
⚫︎サウジアラビア館:万博公式サイト



夜のライトアップも必見!アラジンの世界に迷い込んだかのよう・・・♪
スイス連邦
《見どころ》
地球環境への負荷が最も小さいパビリオンを目指し、薄い樹脂の膜でできた5つの球体を組み合わせたデザインが特徴的。重さは400キロ以下で過去のパビリオンの中で最軽量となる。
・シャボン玉を重ねたような軽そうな外観
・「アルプスの少女ハイジ」がメインキャラクター
・精巧に作られた切り絵の展示の中にはハイジが隠れている。
・『ハイジカフェ』でスイス産のチーズやワイン、スイス料理を楽しめる。
・スイスの文化や自然の美しさ、イノベーションに焦点を当てた没入体験型の展示
・アニメの世界観を生かした展示
⚫︎スイスパビリオン:公式サイト



「ハイジ」といえばのブランコも展示されるそうですよ♪座れるのかな?
ドイツ連邦共和国
《見どころ》
「KAWAII(カワイイ)」
「EDUTAINMENT(遊びながら学ぶ)」
「IMMERSION(没入感)」
という3つの要素を融合させ、遊びながら循環型社会の仕組みを学べるパビリオン。
・外観は、円柱型木造建築が並び、森の中の未来都市のようなデザイン。
・パビリオン自体が、循環型・持続可能な建築の出展作品となっている。
・マスコットキャラクター「サーキュラー」
・360度スクリーンで循環をテーマにした映像を流す。
・来館者がカメラの前に立つと画面越しに環境にやさしい服に着替える仕掛け。
・ドイツ料理が食べられるレストラン、お土産ショップ
・音楽やダンスでドイツ文化を楽しむ♪
⚫︎ドイツパビリオン:公式サイト



緑に囲まれた空間!万博滞在中の癒しスポットになりそうでうね♪
オランダ王国
《見どころ》
国土の約4分の1が海面より低く、水と深い関わりをもち、古くから地球温暖化対策に取り組む「環境先進国」のオランダ。
パビリオンでは、来館者1人が1つボールを手に持ち、展示内容に応じて黄色や紫色に光ることで、環境に優しい取り組みが何かを知ることができます。
・マスコットキャラクター「ミッフィー」
・来場者は展示内容によって色が変わる小型版ボールを持ち館内を巡る。
・建物の中心にある直径11メートルの球体の中で、没入感ある映像を見られる。
・子どもの目線の高さで「ミッフィーの絵本型」の展示。
・万博限定のミッフィーグッズも販売!
・カフェでオランダ伝統の菓子「ストロープワッフル」の試食や購入できる。
・郷土料理が具材になったおにぎりを販売予定。
⚫︎オランダパビリオン:公式サイト



ミッフィー好きにはたまらないパビリオンになりそうですね♪
イタリア共和国
《見どころ》
建築・芸術・食文化・科学技術が融合した体験型の展示が見どころです。
・「ルネッサンスの理想都市」を再現。
・①広葉②劇場③庭園の3つの空間
・屋上には再構築されたイタリア式庭園、本格イタリアンレルトランがある。
・宇宙開発・未来都市・ライフサイエンスの最先端技術を体験できる
・古代ローマ時代の大理石彫刻「ファルネーゼのアトラス」は日本初公開!
・レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆のデッサンやメモを展示!
・多感覚シアター:音、動き、色が織りなす没入型演出
※『バチカンパビリオン』はイタリアパビリオン内に設置



ジェラートも食べられる!芸術に触れながら、全身でイタリアを堪能できそうですね♪
バチカン
バチカンとは、イタリアのローマ市内に位置するバチカン市国とカトリックの総本山の総称です。面積はなんと東京ディズニーランドと同じくらいだそうです。
そんなバチカンの中にある世界最大級のバチカン美術館より名画が日本へ上陸します!
《見どころ》
・カラヴァッジョの名画「キリストの埋葬」を万博史上初の公式出展
・西洋と日本の文化交流を象徴する音楽イベントが開催される。
・パビリオンのロゴはサン・ピエトロ大聖堂と日本の太陽を融合しキリストを「世界の光」として表現。
バチカン美術館が所蔵するイタリア絵画の巨匠カラバッジョ(1571~1610年)の成熟期の代表作「キリストの埋葬」は、イタリア美術史において最も重要な作品のひとつとされ、ルネサンスからバロックへの転換点を象徴する傑作です。
⚫︎バチカンパビリオン:万博公式サイト



海を渡ってやってきた大変貴重な名画!大注目の海外パビリオンになりそうですね♪
クウェート国
《見どころ》
砂漠と未来都市の融合をテーマにした唯一のパビリオン
・外観は、歓迎の意味が込められた開放的で美しい翼がユニークな形状
・メインスペースは、クウェートの星空や夜の砂漠での休息をイメージ
・夜のライトアップの雰囲気は抜群!
・プロジェクションマッピング体験:来場者の想いが空へ映し出される。
・クウェートの過去、現在、未来を巡る没入感あふれる体験ができる。
・伝統工芸や音楽を体験できるエリアあり
・伝統的なクウェート料理を楽しめるレストラン
⚫︎クウェートパビリオン:万博公式サイト



クウェートへ実際に行った方は少ないのでは?ぜひ万博で中東の風を感じたいですね♪
ルクセンブルク大公国
ルクセンブルクはどこにあるか知っていますか?
欧州の小さな国で、面積は神奈川県ほど。周囲をベルギーとドイツ、フランスに囲まれていて、金融業やIT産業が盛んで非常に裕福な国です。
《見どころ》
・外観は、白い山並みのような軽量な膜屋根が特徴的
・来場者は13の分棟の箱型建築物と、箱と箱の間の曲がった道や庭園を巡る。
・ルクセンブルクの世界に飛び込んだような最新テクノロジー没入体験
・天井から吊るされた巨大ネットの上に立ちルクセンブルクを空中散歩
・最新技術を活用しルクセンブルクの住民とリアルタイムで会話
・家庭のリビングを再現した空間で住民たちのリアルな暮らしを見られる。
・サステナビリティの楽器を演奏しながら、持続可能な社会への貢献を体感
・ゲーム感覚でエコな未来を学ぶ
・ミシュラン星付きシェフの味が堪能できるレストラン
⚫︎ルクセンブルクパビリオン:万博公式サイト



夜は光を通す膜材を内部から照らし、ライトアップでドキドキを表現するそうですよ♪
オーストリア共和国
《見どころ》
オーストリアの社会、経済、学術、芸術の多様性や技術力が身近に感じられるような演出を盛り込み、持続的な未来の発展に貢献するようなアイデアやコンセプトが紹介されます。
・外観は、五線譜をイメージした長さ91m、重さ約20tのらせん状の木造
・オーストリアから遠隔で演奏されるピアノの展示
・来場者が演奏する楽器を選び、AIのサポートを受けながら作曲体験
・人間・自然・技術のハーモニーを体験
・ウィーン少年合唱団が訪れて生歌を披露
・オーストリアの伝統菓子の提供
⚫︎オーストリアパビリオン:万博公式サイト



グルグルとした外観を見るだけで音楽が聞こえてきそう♪さすが「音楽の国」ですね!
ポーランド共和国
《見どころ》
・外壁は、ポーランドの伝統木造建築で創造力と革新の精神を打ち寄せる波を表現
・コンサートルームでは定期的にピアノのリサイタルが開催
・ポーランド出身の作曲家ショパンのピアノ曲が楽しめる。
⚫︎ポーランドパビリオン:万博公式サイト



クラシック好きには、外せないパビリオンになりそうですね♪
イギリス(英国)
《見どころ》
・外観は小さな積み木を重ねたような建物
・小さなアイデアが世界を変えるイノベーションになる物語を展開
・英国の偉大なイノベーションの過去、現在、そして未来を巡る没入型の旅を体験
・マスコットキャラクター「ピックス(PIX)」がイギリスの技術革新の旅を案内
・「ピーターラビット」と「ひつじのショーン」「パディントン」も登場!
・レストランでは、フィッシュアンドチップスなどの英国料理を堪能。
・大阪湾を一望できるテラスバーやギフトショップもある。
⚫︎英国パビリオン:万博公式サイト



万博期間中「ひつじのショーン」の30歳のお誕生日もお祝いするそうです♪
チェコ共和国
《見どころ》
・外観は、ガラスでできた芸術的で美しいボヘミアン・クリスタル
・構造には、最新のCLTパネルを採用
・来館者は館内を回廊をらせん状に巡り、チェコの理解を深める。
・画家アルフォンス・ミュシャ(1860~1939年)の未完の三連作「三つの時代」を複数のアーティストによって再現。
・ミュシャが手がけたブロンズ像や約250メートルの壁画やガラス作品を展示
・ビールが有名なチェコの飲食体験
・ビジネスラウンジやレストラン(70席)
⚫︎チェコパビリオン:万博公式サイト



ガラスでできた美しい外観に芸術作品・・・まるで美術館!
ポルトガル共和国
《見どころ》
ポルトガルの歴史的、文化的、経済的な海洋とのつながり、持続可能性と循環経済への取り組みを紹介する。
・外観は、日本の建築家、隈研吾氏によってデザイン
・展示内容は歴史と未来をつなぐ2部構成
・1部:ポルトガル人が日本に初めて到達した歴史や文化交流を紹介
・2部:生命を育む資源としての「海」を探求する体験
・ポルトガル料理を楽しめるレストランやショップ
⚫︎ポルトガルパビリオン:万博公式サイト



1543年にポルトガル人が種子島に上陸!日本との歴史を感じながら楽しめそうですね。
フランス共和国
《見どころ》
・モチーフは互いの小指が魔法の糸で結ばれているという「赤い糸の伝説」
・ファッションやアート、最新のテクノロジーの展示
・「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」のブランドも協力。
・「自分への愛」「他者への愛」「自然への愛」の3つのテーマを巡る。
・展示は歩道橋から始まり、庭園を通り、1階の展示スペースへ
・ブティックやカフェ、コワーキングスペースなど多彩な施設が充実
・宮崎駿監督『もののけ姫』の世界をフランスの伝統的なタペストリーで表現した高さ約5メートル、横約4.6メートルの作品を展示。
⚫︎フランスパビリオン:万博公式サイト



日本のアニメ文化が浸透しているフランスの「もののけ姫」!見てみたいですね♪
まとめ
この記事では、大阪・関西万博『海外パビリオンのおすすめ15選』をご紹介しました。
今回紹介した以外にも、中国や韓国にモナコ、タイにアメリカなど・・・興味深いパビリオンがまだたくさんあります!
全貌が明らかになっていない部分も多い海外パビリオンですが、どの国も魅力が詰まっていて、世界へ旅行した気分を味わえそうですね♪
世界の最先端テクノロジー、芸術、伝統料理など、日本でなかなか触れられない文化を堪能できる万博。
知れば知るほど、ワクワクしてきますね♪
この他に国内やシグネチャーパビリオン、イベントも考えると、見どころ満載の大阪・関西万博を1日で周ることはやはり難しそうですね・・・



少しでも『海外パビリオン』の魅力が伝われば幸いです♪
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
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